こんにちは。

石担当の由起です。


今日は久しぶりに友人に会いました。

彼女は地震で壊滅した石巻の避難所にいる友人に会いに行ったそうです。


避難所にいる人達はみんな命からがら逃げてきた人達ばかりのようでした。


あるおばあちゃんは津波に流されて電信柱につかまり一晩、水に浸かりながら生き延びたそうです。


またある人はすぐ後ろから津波がきて山に走って逃げたそうです。

そこで道が二つに分かれていて、一瞬どちらにしようか迷いましたが

すかさず一方を決め駆け上がった後、

ほんの一瞬でもう一方の道を選んだ人達が目の前で流されていったそうです。


またある人は大きな津波がきた後、波が引いていき、逃げ切れたと安心していたら

今度は建物の3階まで波がきたそうです。

3階にいた人は流され、4階に逃げていた人は無傷とのことでした。


ある人は地震後、一度も行っていなかった海沿いに行ったそうです。

そこは想像を絶するほど悲惨な現場でテレビに映っている10倍は怖ろしいらしいです。


ご家族が全員無事で家が流されなかった人はほんの一握りで

避難所での会話は「うちも家ないよ」「うちもうちも!」という会話が繰り広げられているとのこと。

ご家族の安否がわからない人がほとんどなので励まし合って過ごされているそうです。


でも大変な中にも楽しめる事が少しはあるようです(友人の友人は明るい人だから余計に)

支援物資の着替えなどはたくさん届いているそうで

田舎のおとなしそうなおばあちゃんがヤンキーのような派手なジャンバーをいただいて着たり

いかにも海の男というような漁師さんがお洒落なキャスケットに赤いダウンジャケットを着たりして

ギャップがかわいらしいみたいです。

それと有名人が励ましにきてくれるのを子供達はとても楽しみにしているそうですよ。


友人の友人は家が流され旦那様が行方不明です。

これからどうやって生活していこうかという話をしていると

私の友人は「松島で団子屋さんを一緒にやろう!」と提案したそうです。

松島は海沿いにしては被害が少なかった観光地。

そして何故か仙台支店を私に任せるらしい。そうなの?お団子屋さん!?

どこまで本気かわかりませんが、そういう話をしながらできるだけ前をむくようにしているみたいです。


今を生きるのに精いっぱいだった数週間でしたが

やっと実感がわいてきて悲しくなってきたと言っていたそうです。

これから仮設住宅や新しい場所へ行くまでの期間は特に心のケアが必要な時期かもしれません。

やはり「がんばって」という言葉はきついようです。

一度本当に傷ついた事がある方は察しがつくと思いますが

「がんばって」と言ってくれても「うん。すごくがんばってるんだよ」と思ってしまい

重荷に感じてしまうのは普通の感覚だと思います。

もしお友達やご親戚に声をかけるのでしたら体調を気遣う言葉だけで充分かもしれません。


私が20代の頃、とても痛い思いをしたことがあって水も飲めない精神状態だった時、

友人は毎日、顔をだしてくれて様子を伺っては何も言わず帰っていくという日が続きました。

また、別の友人のご主人が病気で亡くなった時は

私は何も言わず、ただただ彼女の背中をさすり続けました。


本当に苦しい時は、一緒に泣いたり「がんばって」の言葉をかけるのではなくて

心から気にかけているという思いを伝えるのが一番心をやわらげるのかもしれません。


大きな被害に見舞われてしまった親しい人に会うのでしたら

背中ををぽんぽんと優しくたたくとか抱きしめるとかそれで充分のような気がします。

「がんばって」はもっと元気になってからのほうが励みになるかもしれませんね。



明日から4月ですね。

暖かい日差しが心を和ませてくれると嬉しいですね。


                        

付け足しです。

私は被害が少ない地域に住んでおり、皆さまの「がんばって」のお言葉は
とても嬉しかったです。
上の記事に書いたのは親しい人がこれ以上ない位、傷ついている時の場合ですので
誤解なさらないでくださいね。
後から読み返してあせってしまいました


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